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相談事例

160628


材料が有償支給の場合の仕訳の取扱い


相談内容


当社は、A社から材料を預って製造し、またそれをA社に納品しています。
現在、A社から預った時点で 仕入(原価) / 買掛金
納品した時点で、 売掛金 / 売上(原価)
加工賃額の通知が来た時点で 売掛金 / 売上(加工賃)

という処理をしています。

時期がズレるだけで、材料代については 仕入=売上 となります。
このような処理は必要なのでしょうか?
加工賃売上のみ売上計上するのでは、問題ありますでしょうか?

秋頃からは、無償支給という形にしてもらえるとの事なので 加工賃売上のみで問題ないと思うのですが・・・

それまではA社も当社への納品時には、売上で計上し、当社から納品した時点で、仕入計上している様です。

棚卸を計上すれば、利益的にはそう変化はなさそうなのですが、
売上高の方は加工賃売上のみの計上だといっきに下がります。


解答


現在、材料が有償支給になっていますので、納品書や請求書等と食い違いがおこることと
ご存知の簡易課税の適用の選択に問題が起こりますので、
確かにおっしゃるとおりだとおもいますが、無償支給になるまでは現行どおりになさったほうがよいと思います。







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