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タックスニュース 2016.04.25 【時事解説】人工知能の発達と人間の役割人工知能が再び注目を集めています。 きっかけは、3月、ソウルで開かれた囲碁の対戦にあります。 この日、米グーグルが開発した囲碁の人工知能は、世界トップ級のプロ棋士である韓国イ・セドル九段と対戦しました。 事前の予想は人間が勝利するとされていましたが、結果は4勝1敗、囲碁の人工知能が圧勝しました。 人工知能が人間の頭脳を超えることができるかどうかは、古くから注目されていることがらの一つです。 これまでも、将棋やチェス、オセロなど、数々のゲームで、コンピュータが人間を負かし話題となっていました。 なかでも、将棋はここ数年、「電王戦」といって、将棋の人工知能対プロの棋士との対戦が話題となっていました。 そのなか、年々、将棋の人工知能は強くなり、ついには勝ち越せるようにまでなったのです。 ただ、囲碁は、頭脳ゲームのなかでも最も難しいとされ、人間が優位に立つ残された分野でした。 というのも、将棋やオセロと比べて盤面が広く、うち手が複雑なため、コンピュータといえども、計算が困難であることが大きな理由とされています。 人工知能にとって、囲碁で勝つことは長期的なゴールであり、課題でもありました。 3月の対戦では、まだまだ人間が優勢だろうという予想でありましたが、ふたを開けてみると、初日から人工知能が3連勝を遂げ勝ち越しを決めました。 4戦目は人間が勝ちましたが、最終戦は再び人工知能が勝ち、結果、4勝1敗の大差で勝ち越しました。 これにより、人工知能は人間を確実に超えた、優秀であると判断を下す人がさらに増えたのです。 人工知能は囲碁のプロ棋士との対戦で圧勝し、その優秀さを世界に示しました。 人工知能はゲームだけでなく、仕事の分野、働き手としての活躍も期待されています。 今後、人工知能により、仕事はどのように変わっていくのでしょうか。 かつては、専門職は人間、単純作業はコンピュータ(人工知能)と棲み分けができていました。 ただ、このような時代は終わったといわれています。 囲碁の対戦を見てもわかるように、もはや人工知能は直感や経験の積み重ねといった、人間固有とされていた機能まで習得しています。 とすると、人間は不要になってしまうのでしょうか。 単純な作業は機械に置き換わるので、簡単な作業を得意とする人には、就職が厳しい環境となるかもしれません。 ただ、経済全体に目をやれば、人工知能という優秀な働き手が増えたことになり、むしろ生産性自体は上がると予想されます。 人工知能が、さらに発達すれば、個々の仕事の場面で臨機応変に判断ができるようになり、今まで以上に人間を助けてくれる可能性も高まります。 今後、人工知能の利用が普及し、多くの会社が当たり前に利用するようになったとき、人工知能に関するビジネスチャンスが期待できます。 あるシンクタンクは、人工知能関連の国内市場は昨年が3兆7,450億円で2030年までに86兆9,620億円に拡大する見込みといいます。 たとえば、人材のマッチングと同じように、個々のユーザーに適した人工知能を紹介するようなビジネスも生まれるかもしれません。 マッチングなど、アイデア次第で、さまざまなビジネスチャンスがあると言えるでしょう。 記事提供:ゆりかご倶楽部 4月25日朝時点での新着情報は、以下の通りです。 国税庁ホームページ掲載日:平成28年4月22日 ●平成28年4月の熊本地震災害により被害を受けられた方の税務上の措置(手続)FAQ(PDF/245KB) ●「酒類を輸出する酒類業者の皆様へ (参考)国税局における証明書の発行件数(平成28年3月末現在)」を更新しました ●「個人の方が土地・建物等や株式等を譲渡した場合の平成28年度 税制改正のあらまし(平成28年4月)」を掲載しました(PDF/1,028KB) ●「酒類等の放射能分析結果について」を更新しました ●平成28年熊本地震に伴う熊本県における国税の申告期限等の延長について(PDF/74KB) ●熊本県における国税に関する申告・納付等の期限の延長措置について(PDF/91KB) ●「租税特別措置法(間接諸税関係)の取扱いについて」等の一部改正について(法令解釈通達)(平成28年4月1日) 国税庁HP新着情報 |
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