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タックスニュース 2016.04.08 英国で砂糖税導入が決定甘い蜜には税がある――。 英国政府は3月、糖分を多く含むソフトドリンクに新たな税を設ける方針を決定しました。 2018年から、100ミリリットル中5グラム以上の糖分を含むソフトドリンクを製造・輸入する企業に課税するそうです。 英国が砂糖税を導入した理由は、国民の肥満化にあります。 英国の肥満率はヨーロッパでも最高水準にあって、成人の糖尿病、子どもの小児肥満の増加は社会問題になっています。 そこで糖分の多い飲料に税金を課して、年間800億円と見込まれる税収を小学校のスポーツ活動予算などに充てることを決定したというわけです。 砂糖税は、英国だけの取り組みだけではありません。 すでにフランスやメキシコなどでは導入済みで、アメリカでも条例によって砂糖税を徴収する自治体があります。 日本でも、昨年6月に厚生労働省の有識者会議が、「健康被害を抑え、医療費を抑制する」との理由で、たばこ税の税率引き上げと併せて類似の税を提案をしていることから、日本も無関係な話ではないようです。 近い将来、砂糖がたばこやアルコールのように「嗜好品」として課税される日が来るのかもしれません。 <情報提供:エヌピー通信社> 記事提供:ゆりかご倶楽部 4月8日朝時点での新着情報は、以下の通りです。 国税庁ホームページ掲載日:平成28年4月7日 ●OECD租税委員会による国別報告書のXMLスキーマ及びユーザーガイドの公表について(平成28年3月) 国税庁HP新着情報 |
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