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タックスニュース
220825b


IT利用の所得税の確定申告書提出人員


 国税庁のホームページ上で申告書が作成できる「確定申告書等作成コーナー」やe−Taxなど、ITを利用した所得税の確定申告書の提出人員は全体で960万4千人にのぼり、2008年分より18.9%増加した旨の報道がありました。

 この背景には、2007年分から税務署に訪れる納税者にも利用できるように、相談会場にパソコンを設置したことにより、IT利用を促進させたと見られます。

 また、署でのIT利用は、パソコンで申告書を作成して「e−Tax」が427万5千人、同「書面での提出」が37万5千人の計約466万人と前年比22.4%増となりました。

 そして、自宅などでのIT利用は、「HP作成コーナーで申告書を作成して書面での提出」が214万9千人、「同e−Tax」が48万8千人、「民間の会計ソフトで申告書を作成してe−Tax」が230万6千人の計494万3千人で前年比15.8%増となり、ともに順調に増加しました。

 さらに、今年で7回目となる閉庁日における申告相談を2月21日と2月28日の日曜日、228税務署を対象に、税務署のほか合同会場や広域センターにおいて実施し、

これらの会場における両日の相談件数は前年比3.2%増の18万3千件、申告書収受件数も3.5%増の26万5千件、ともに微増ですが、閉庁日対応の効果が十分にうかがえる結果となり、今後も取り組みが継続される模様です。


(注意)
 上記の記載内容は、平成22年8月3日現在の情報に基づいて記載しております。



記事提供 ゆりかご倶楽部







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