タックスニュース
220415


自民党議論開始:マニフェストに消費税の増税



 4月2日、自民党は全議員懇談会において、今年の7月に予定されております参院選マニフェスト(政権公約)の議論を開始し、谷垣禎一自民党総裁が、民主党との対立軸として消費税の増税を掲げるかどうかについて、前向きな姿勢を示した旨の報道がされました。

 全議員懇談会においては、「民主党は行き当たりばったり。社会保障に特化した消費増税を明記し、責任と安心を打ち出すべきだ」(中堅)といった意見が相次ぐ一方で、

中川秀直元幹事長は、あくまでも経済成長による税収増を述べられ、その他数人は「議員自身も血を流さないと」ということで、増税とセットにしたうえで、議員定数の大幅削減を訴える意見もあがりました。

 これらの意見に対して、谷垣禎一自民党総裁は、「医療や教育を考えれば消費税は避けて通れない。
そのための議員定数是正は必要だと常に思っていた」と述べられました。

 今後は5月GW連休明けの取りまとめに向けて、自民党内部において、消費税の増税が論議の焦点となる模様です。


(注意)
 上記の記載内容は、平成22年4月3日現在の情報に基づいて記載しております。
 今後の動向によっては、税制、関係法令等、税務の取扱い等が変わる可能性が十分ありますので、記載の内容・数値等は将来にわたって保証されるものではありません。


記事提供 ゆりかご倶楽部






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