タックスニュース
210709b


国税のダイレクト納付 まずは38金融機関で利用可能



 国税庁は、今年9月から開始される「ダイレクト納付」を利用できる金融機関を公表しました。

 ダイレクト納付は新しい国税の納付方式です。

事前に税務署に届出をしておけば、国税電子申告・納税システム(e−TAX)で電子申告した後に、ワンクリックで納付の指示ができる仕組み。

振替納税とは異なり、e−TAXで申告できるすべての税目で利用できます。

税金は届出した金融機関の口座から引き落とされ、引き落とし日を指定することもできます。

特に源泉所得税や消費税など、定期的に納付が発生する場合などに検討したい納付手続きです

 今回の公表によると、「平成21年9月サービス開始予定金融機関」は全国38の金融機関。

さらに、「平成22年1月以降サービス開始予定金融機関」は14の金融機関が登録されています。

金融機関ごとに「取り扱うことのできる金額の桁数」や「届出から利用開始までのおおよその日数」が異なるようなので注意が必要です。

 また、利用可能時間も金融機関や口座種別(普通、当座)によって若干異なるようです。


参考URL
利用可能金融機関一覧
ダイレクト納付の手続


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川島会計事務所
人間中心のTAXを見つめています