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Mon,July 31,2023


【時事解説】アップル新型ゴーグルはVRのトレンドを変えるか



 iPhoneなどで知られる米アップルは新商品、ゴーグル型ヘッドマウントディスプレー「Vision Pro」を発表しました。

ゴーグルを装着すると、自分が見ている風景の中に、巨大なスクリーンが現れ、ゲームや動画、メールなどのアプリが表示されます。

選びたいものを見つめるだけで起動でき、操作できるというものです。

 自分の部屋はもとより、電車や飛行機など、移動のための座席さえもパーソナルシアターに変えることができます。

また、仕事では、装着した人同士は、実物大でのリモート会議や資料の共有が可能になります。

また、目の前に大きな画面が現れるので、机やPCモニターがなくても仕事ができるようにもなります。

これは、オフィスの家賃削減につながります。

 ただ、これまで、ヘッドマウントディスプレーのような、
AR(Augmented Reality:拡張現実)、

VR(Virtual Reality:仮想現実)製品は「スマホの次」といわれながらも普及しませんでした。

というのも、船酔いのような症状が出る、重いので疲れるなど、使い勝手に関する課題がありました。

 アップルが発表した新商品では課題が大幅に改善されており、市場に大きな変化が訪れると期待されています。

最大の問題であった船酔いについては、製品発表の場で、アップルは軽減されたことを強調しています。

実際に使用した人たちからは船酔いや重さ、疲れについて、「従来の課題は軽減されている。

使う上で問題はない」との感想も報告されています。

 ただ、ゴーグル型は重さがあるので、疲れを感じさせないためには眼鏡タイプのディスプレーでないとだめだ、という声もあります。

普段は眼鏡として使い、新幹線に乗ってスイッチを入れると大スクリーンが現れる。

新幹線の座席が劇場に……。そんな生活を期待する声もあります。

ゴーグル型Vision ProがAR/VRの幕開けになるか、それともまだ先のことなのか、注目したいところです。

  民間のシンクタンクによると、2027年、グローバルの市場規模は4兆円に達すると試算されています。

アップルの製品によって、ARやVRが本格的に普及すると期待されています。

 その理由の一つは、製品を開発したのがアップルだからということもあります。

アップルはMacを発売しPCに革新を起こした会社です。

さらに、iPodが携帯型デジタル音楽プレイヤーを変え、

iPhoneが携帯電話をガラケーからスマホへ進化させました。

今回のVision Proが空間コンピューティングの幕開けになるといわれるのもうなずけます。

 実際、新商品Vision Proには、12のカメラと6つのマイク、5つのセンサーが搭載され、
目や手、声を使って簡単に操作できます。

とくに、目の動きに対する精度は高く、反応が良いので使用感は快適。

センサーの働きで、手は高く上げずに膝の上に置いても操作できるため疲れない、という報告もあります。

 何より、3Dカメラが搭載されており、写真やビデオが驚くほど美しいのも特徴です。

パノラマが観る者を包み込み、撮影した場所に立っているような気分になります。

家族との写真を見返すことで、楽しい記憶が追体験でき深い感動を与える。こうした体験は他では味わえません。

 来年初旬、まずはアメリカから販売されます。

価格は3,499米ドル(約49万円)と高めです。

ただ、仕事でも使え、机やモニターが不要になり家賃が浮きます。

何より、これまでにない体験が味わえる、とすると、使い方次第では高いものではなくなりそうです。


(記事提供者:(株)日本ビジネスプラン)


記事提供:ゆりかご倶楽部


[Studying English]





参考URL


国税庁HP新着情報(国税庁トップページ)NATIONAL TAX AGENCY


7月31日朝時点での新着情報は、以下の通りです。
国税庁ホームページ掲載日:2023年7月28日

≪法令等≫
●「資産課税関係の申請、届出等の様式の制定について」の一部改正について(法令解釈通達)

≪お知らせ≫
●「酒類の地理的表示として岩手(清酒)を指定する件(案)」に対する意見募集について(e-Govへリンク)


■財務省

財務省 各年度別の税制改正の内容

総務省  税制改正(地方税)

ご意見箱 財務省

法令解釈通達 |国税庁

消費税の軽減税率制度について|国税庁

国税不服審判所/公表裁決事例
国税庁/税務訴訟資料
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