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Tuesday,January 11,2022


《コラム》相続登記が義務化されます



◆相続登記は3年以内に

 令和3年4月に成立した改正不動産登記法では、不動産を取得した相続人に対し、その取得を知った日から3年以内に相続登記の申請が義務付けられました。

これまで登記未了であった全ての不動産にも適用され、正当な理由のない申請漏れは、10万円以下の過料の対象となります。

新制度は成立後3年以内、令和6年までに施行される予定です。

経過措置により施行日前の相続・遺贈の場合、令和6年までの施行から3年間が登記申請義務の履行期間となります。


新たに相続人申告登記制度がスタート

 相続人の申請義務を簡易に履行できる「相続人申告登記制度」が新設されました。

相続登記されないまま長期化すると所有者不明土地を生み、行政に支障をきたす原因にもなります。

このため、相続人申告登記では遺産分割未了であっても登記名義人について相続が開始したこと、相続人の氏名・住所を登記に付記することで登記義務を履行できることとしました。

遺産分割未了のため、持分の登記はありません。

後日、遺産分割協議が整ったときは遺産分割成立日から3年以内に、協議の結果を踏まえた登記申請が義務付けられます。


とりあえず法定相続分での登記に注意!

 もちろん、遺産分割未了の状態であっても従前どおり相続開始後3年以内に、とりあえず法定相続分で暫定的な登記を行い、遺産分割協議が調った後に登記し直すことも可能です。

 しかし、法定相続分で登記をしても遺産分割協議前であれば不動産の利用、売却等には共有者の間で何らかの同意が必要となります。

相続人が死亡すると権利者は更に増えて、遺産分割は難航必至です。


相続人申告登記も遺産分割は先送りのまま

 相続人申告登記を行って遺産分割協議を続行する場合も、民法上は、法定相続分で共有されたままですので、不動産の利用、売却等に際し、共有者の間で同意が必要となることに変わりなく、相続人申告登記も遺産分割の先送りに過ぎません。


それぞれの事情を斟酌した遺産分割協議を

 相続した不動産は相続人の居住用とするか、賃貸用とするか、売却をいつするかなど有効利用をはかり、そのうえでそれぞれの相続人の事情を斟酌した速やかな遺産分割協議ができるかがポイントになるのではないでしょうか。


記事提供:ゆりかご倶楽部


[Studying English]





参考URL


国税庁HP新着情報(国税庁トップページ)NATIONAL TAX AGENCY


1月11日朝時点での新着情報は、以下の通りです。
国税庁ホームページ掲載日:2022年1月7日


≪刊行物等≫
●「令和4年版 宗教法人の税務」を掲載しました(PDF/5,377KB)

≪法令等≫
●酒税法及び酒類行政関係法令等解釈通達の一部改正について(法令解釈通達)
●酒類の保存のため物品を混和することができる酒類の品目等を定める等の件の一部を改正する件(国税庁告示第2号)

≪お知らせ≫
●「酒類の保存のため物品を混和することができる酒類の品目等を定める等の件(平成9年国税庁告示第5号)」の一部を改正する告示案等に対する意見募集の結果について(e-Govへリンク)

≪国税庁等について≫
●国税庁非常勤職員(アルバイト)の募集について(2022年1月7日)
●国税庁非常勤職員(アルバイト)の募集について(障害者雇用)


■財務省

財務省 各年度別の税制改正の内容

総務省  税制改正(地方税)

ご意見箱 財務省

法令解釈通達 |国税庁

消費税の軽減税率制度について|国税庁

国税不服審判所/公表裁決事例
国税庁/税務訴訟資料
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