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Wednesday, February 03, 2021


国税庁HPの確定申告書等作成コーナーがより便利に



 国税庁HPの確定申告書等作成コーナーでは、画面の案内に従って金額などを入力するだけで、所得税、消費税及び贈与税の申告書や青色申告決算書・収支内訳書等を作成でき、確定申告書等作成コーナーは自動計算されるため計算誤りがなく安心といわれております。

 2021年1月からはマイナポータルと確定申告書等作成コーナーを連携することで、生命保険料控除証明書等の情報をまとめて取得でき、申告書に自動入力することができるほか、保険料の区分も自動判定、控除額も自動計算できるようになります。

 マイナポータル連携を利用するには、マイナンバーカードとマイナンバーカード読取対応のスマートフォン又はICカードリーダライタが必要となります。

 また、2021年1月から、マイナンバーカード方式によるe−Tax送信ができるOS・ブラウザの種類が増し、Windows(パソコン)のGoogle Chromeや最新のMicrosoft Edgeでもマイナンバーカード方式によるe−Tax送信ができるようになります。

 マイナンバーカード方式とは、マイナンバーカードを使ってe−Taxへログインするための手段をいい、e−Taxへログインするためには原則として利用者識別番号(数字16ケタ)及び暗証番号を入力する必要がありますが、マイナンバーカード方式を利用すれば、マイナンバーカードを読み取り、利用者証明用電子証明書の暗証番号(数字4ケタ)を入力することでe−Taxへログインができます。

 このほか、スマートフォンからのマイナンバーカード方式によるe−Tax送信は、従前はe−TaxアプリやマイナポータルAPなど複数のアプリをインストールする必要がありましたが、2021年1月からマイナポータルAPのインストールのみで可能となり、さらに利便性が向上しております。

 2021年1月からマイナポータル連携による確定申告書の自動入力がスタートしますが、マイナンバーカードは、申請から取得までには時間がかかりますので、利用される方は早めに申請してください。


(注意)
 上記の記載内容は、令和2年12月14日現在の情報に基づいて記載しております。
 今後の動向によっては、税制、関係法令等、税務の取扱い等が変わる可能性が十分ありますので、記載の内容・数値等は将来にわたって保証されるものではありません。


記事提供:ゆりかご倶楽部


追記

上記のように、進化の過程なのですが、進化の過程が遅すぎ、逆に全部できず、面倒です。
年々すこしずつ変わっていく。正直わずらわしい。
いっそのこと、すべてのプログラムを国等が提供すようにすればいいのだが、それは、競争進歩がなくなる。
 それでも、そうする方向に向かってっている感じである。
いわゆる、中央集権国家に近い。
多様性からいけば、すべてPDFでも処理できれば、多くの人が利用できるでしょう。
個人的には、申告などない税制に変えていくのが一番いいとおもうが、もっといいのは、税金のない国家を作っていけばいいと思います。
作る気があれば何十年後には作れると思うが。

税理士 川島博巳


記事提供:ゆりかご倶楽部





参考URL


国税庁HP新着情報(国税庁トップページ)


2月3日朝時点での新着情報は、以下の通りです。
国税庁ホームページ掲載日:2021年2月2日


≪税の情報・手続・用紙≫
●酒類の取引状況等実態調査実施状況の公表について(令和元事務年度分)を更新しました

≪お知らせ≫
●令和元事務年度における租税条約等に基づく情報交換事績の概要(PDF/1,497KB)(令和3年2月)


■財務省

財務省 各年度別の税制改正の内容

総務省  税制改正(地方税)

ご意見箱 財務省

法令解釈通達 |国税庁

消費税の軽減税率制度について|国税庁
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