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Friday, October 30, 2020


10月にビールの酒税が減税



 将来的な税率の一本化を目指した酒税の税率見直しが、10月に始まりました。

2017年度税制改正で決定したもので、今年、3年後、6年後の3回に分けてビール、発泡酒、第3のビールの税率が変わり、最終的には350ml当たり54.25円に統一されるというものです。

 第1回目となる今年は、ビールは350ml当たり77円から70円へ7円の引き下げ、逆に第3のビールが350ml当たり28円から37.8円へ9.8円の引き上げとなります。

これらの見直しはそのまま価格に転嫁されるため、今後は第3のビールの価格が上がっていくことになります。

 反対にビールの販売価格は、酒税の引き下げに合わせ、今後は抑えられることとなるはずです。

本格派のビール党にとっては、以前よりもビールを安く飲めるようになるわけで、大変喜ばしいことといえそうです。

 メーカーも10月以降はビールに力を入れていくようで、キリンビールは国内初となる「糖質ゼロ」の缶ビールを発売して攻勢をかける構えです。

これまでは各メーカーが安価な第3のビールの開発競争にしのぎを削ってきましたが、税率が一本化されれば、純粋にビールの美味しさを追求できるようになります。


<情報提供:エヌピー通信社>


記事提供:ゆりかご倶楽部





参考URL


国税庁HP新着情報(国税庁トップページ)





■財務省

財務省 各年度別の税制改正の内容

総務省  税制改正(地方税)

ご意見箱 財務省

法令解釈通達 |国税庁

消費税の軽減税率制度について|国税庁
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