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Monday, October 26, 2020


【時事解説】米国株式市場を席巻するロビンフッダーとは



 最近、株式市場では「ロビンフッダー」と呼ばれる米国の個人投資家が注目を集めています。

米国では、取引に占める個人投資家の割合が2010年と比べて2倍近くに増加したことが話題となった要因の一つです。

加え、ロビンフッダーの中には大きな利益をあげた人が多いことも注目を集めることに繋がりました。

9月初旬、米国の株価指数S&P500種は過去最高値を更新しました。

アップルなどのハイテク株は上昇が続き、こうした銘柄を買った投資家は大きな利益を手にしています。

 ロビンフッダーとはどのような投資家なのでしょうか。

名前の由来は、「ロビンフッド」という、米国の株取引アプリを使用しているところから来ています。

従来、株取引ツールは扱いづらいものが多く、個人にとって株取引は敷居の高いものになっていました。

が、ロビンフッドはアマゾンのおススメ機能と同じような感覚で銘柄が表示され、取引が簡単にできるようになっています。

また、初めて利用する時には、紙吹雪が舞い祝福のメッセージが現れます。

楽しくゲーム感覚で株取引ができることが、人気アプリとなった大きな理由です。

 実は、ロビンフッダーが増加したのはコロナ禍の影響も一つとしてあります。

米国では、新型コロナウイルスの感染拡大により、レイオフなどで仕事を失う人が増えました。

こうした人たちは自宅で過ごさなければならず時間をもてあまします。

そこで、時間つぶしと減少した収入の補てんが期待できる株投資に人が集まりました。

現在、ロビンフッダーの多くは利益を手にしています。

が、初心者が多いので、どこまで続くか心配の声も上がっています。


ところが、ロビンフッダーの増加は株価暴落の予兆という声も上がっています。

というのは、過去には、個人投資家が増え市場が活況になると、大きな暴落が来ることが幾度となくあったからです。

ITバブル、日本ではライブドアショックなど、個人投資家が利益を膨らました後、暴落が来るケースは少なくありません。

 ロビンフッダーに対して心配の声をあげる理由は、その多くが株式投資の知識も経験も浅い、初心者だからです。

ひとたび株価が下落し始めると損失も大きくなります。

 実際、これまで絶好調だった米国株式市場ですが、9月に高値を付けたあと下落傾向にあります。

ロビンフッダーの多くはリスクの高い信用取引をしており、株価が下がると証券会社から追加証拠金といって、口座にお金を追加で入れるよう、要請が来るケースがあります。

すでに、一部では一連の株価急落で追加証拠金を払えないという人たちが出始めています。

そもそも追加証拠金と言われても、その意味が理解できないレベルの投資初心者もいます。

 ロビンフッダーが取引を続行できなくなり、米国株式が活況を失うことは、日本の株式市場にも影響が及ぶ可能性があります。

日本の株式市場は米国に連動して上下することが多く、米国が不調だと日本の市場も軟調になる可能性も生じます。

今後、ロビンフッダーは持ち直して、市場の活況は続くのか、目が離せません。


(記事提供者:(株)日本ビジネスプラン)


記事提供:ゆりかご倶楽部





参考URL


国税庁HP新着情報(国税庁トップページ)


10月26日朝時点での新着情報は、以下の通りです。
国税庁ホームページ掲載日:2020年10月23日


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