【会計Info】経理・税務会計情報サイト 人間中心のTAXを見つめています 

タックスニュース          2019年の記事一覧へ    2018年の記事一覧へ
Thursday, March 14, 2019


内閣府:マイナンバー制度に関する世論調査結果を公表



 内閣府は、マイナンバー制度に関する世論調査結果(有効回答数1,671人)を公表しました。

 それによりますと、社会保障と税の共通番号(マイナンバー)について、マイナンバーカードを「取得していないし、今後も取得する予定はない」との回答は、53.0%を占めました。

 また、「取得している、もしくは取得申請中」が27.2%、「取得していないが、今後取得する予定」が16.8%となりました。

 マイナンバーカードを取得した(する)理由(複数回答)は、「身分証明書として使えるから」との回答が46.7%で最多、以下、「将来利用できる場面が増えると思ったから」が25.9%、「住民票などがコンビニで取得できるから」が19.6%、「職場などで必要になったから」が19.2%、「確定申告などの行政手続きをインターネットで行えるから」が19.0%と続きました。

 一方で、マイナンバーカードを「取得していないし、今後も取得する予定はない」と回答した人の理由(複数回答)は、「取得する必要性が感じられないから」が57.6%で最多を占めました。

 他の理由として、「身分証明書になるものはほかにあるから」が42.2%、「個人情報の漏洩が心配だから」が26.9%、「紛失や盗難が心配だから」が24.9%、「申請手続きが面倒だから」が21.3%と続きました。

 今後マイナンバー制度に期待すること(複数回答)は、「年金やパスポートの申請時に、戸籍謄本などの添付書類が不要になり、手続きが簡単になること」が40.8%で最多、以下、「年金の給付漏れがなくなるなど、必要とする人たちにきめ細やかな支援を行うことができること」が25.1%、「社会保障、税、災害対策の各種行政事務の効率性が高まること」が21.8%と続きました。

 また、様々な手続きでマイナンバーを届け出したり、記載したことがある人は62.9%を占め、場面別(複数回答)では、「職場やアルバイト先で給料や社会保険の手続きをしたとき」との回答が29.1%で最多、以下、「年末調整や確定申告をしたとき」が25.3%、「国民健康保険の手続きをしたとき」が9.1%と続きました。

 今後のマイナンバー制度の動向に注目です。


(注意)
 上記の記載内容は、平成31年2月15日現在の情報に基づいて記載しております。
 今後の動向によっては、税制、関係法令等、税務の取扱い等が変わる可能性が十分ありますので、記載の内容・数値等は将来にわたって保証されるものではありません。


記事提供:ゆりかご倶楽部


追加

「社会保障と税の共通番号(マイナンバー)について、マイナンバーカードを「取得していないし、今後も取得する予定はない」との回答は、53.0%を占めました。」
統計のいうものは、個人的には、あてにならないと思っているが、マイナンバーの普及はこれではないでしょう。

必要性がないからである。ほんとうに将来のために普及させたいなら、マイカードに健康保険証や、自動車の免許証等の日常生活に必要な機能をもたせないと
普及はしないだろう。そうでなければ、タンスの引出のすみっこにしまっておくだけになってしまいます。

一般的に持ち歩かなければならない機能をいれないとだめです。


税理士 川島博巳





参考URL


国税庁HP新着情報(国税庁トップページ)

3月14日朝時点での新着情報は、以下の通りです。
国税庁ホームページ掲載日:平成31年3月13日


≪トピックス≫
●消費税軽減税率制度説明会の開催予定一覧を更新しました
≪お知らせ≫
●(コンビニ納付(QRコード)をご利用の方へ)「Famiポート」のメンテナンスについて


財務省 各年度別の税制改正の内容
総務省  税制改正(地方税)
ご意見箱 財務省

法令解釈通達 |国税庁
2019年の記事一覧へ




川島会計事務所
人間中心のTAXを見つめています

2019年の記事一覧へ