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タックスニュース
Monday, November 26, 2018


【時事解説】自動車の未来を変えるMaaSとは?



 車といえば、多くの人が「買って、乗るもの」と認識しています。

が、いま、この常識が変わろうとしています。

車の価値が「所有」から「利用」に変化しつつあります。

そのキーワードがMaaS(マース)です。MaaSとは、モビリティー・アズ・ア・サービスの頭文字をとったもので、自動車などのモビリティー(移動手段)をサービスとして提供するビジネスをいいます。

 なぜ、いま、MaaSが注目されているのでしょうか。

それは、MaaSは社会全体に大きな変化をもたらす可能性があるからです。

すでに始まっているサービスには、カーシェアリングやライドシェアなどがあります。

近い将来では、スマホの画面を数回タッチするだけで、車が玄関先に着き、目的地まで自動で運転してくれるといったことも可能になるといわれています。

 そして、さらにサービスが充実すれば、わざわざ自動車を買わなくても(所有しなくても)、不便にならない社会が訪れます。

結果、車については、買うことよりもサービスを利用することがメインになることが考えられます。

 近年、電車やバスなどの公共交通網の発達は目まぐるしいものがありますが、地域によってはまだ車がないと不便なところもあります。

加えて、高齢化が進んだため、目的地までの歩く距離をなるべく減らしたい、といったニーズは年々増えています。

また、高齢ドライバーの運転事故が社会問題にもなっています。

こうした社会的なニーズや課題に応えるといった面でMaaSには多くの可能性があります。

実際、市場規模は2030年までに欧米中で1兆5,000億ドルに成長するとの予測もあります。

 車の価値が「所有」から「利用」に変化しつつあります。

それに伴い、新たな市場としてMaaSが誕生。

さらにトヨタ自動車とソフトバンクグループが提携を発表し話題となりました。

ほか、ベンチャー企業も続々とMaaSに参入しており、これら企業が提供する新サービスに注目が集まっています。

 現在の目玉は自動運転タクシーです。

実用化すれば、スマホアプリの地図で、今、自分がいる位置をタップすれば、周辺を走るタクシーが迎えに来るようになります。

これまで、タクシーがなかなかつかまらない、電話で呼んでも到着までに時間がかかるといった問題がありましたが、今後、解決が期待できます。

加えて、自動運転タクシーはドライバーの人件費が不要なので、従来タクシーよりも料金が安くなることも期待できます。

 MaaSは個人向けサービスだけでなく、事業者向けのサービスも開発されつつあります。

その一つが、移動型商業サービスです。

自動運転車と飲食業や小売業などの他業態がコラボすることで、動くお店が実現します。

これまで、消費者はお店に足を運び、飲食や買い物を楽しむのが常識でしたが、将来は、スマホで呼べば、お店が自宅前まで訪れてくれるようになります。

 近年、ネット通販が盛んになりましたが、依然、商品を買うならば手に取って選びたいというニーズは強くあります。

小売業者にとって、MaaSはネット通販に流れた顧客を取り戻すよい機会になるかもしれません。

これまで、人件費やサービスの利便性などの障壁があり、MaaSのようなサービスはなかなか実現しませんでした。

が、近年の自動運転やスマホなどの技術が進歩したことにより、もはや夢物語ではなくなっています。


(記事提供者:(株)日本ビジネスプラン)


記事提供:ゆりかご倶楽部





参考URL


国税庁HP新着情報(国税庁トップページ)

11月26日朝時点での新着情報は、以下の通りです。
国税庁ホームページ掲載日:平成30年11月22日

≪刊行物等≫
●「平成31年(2019年)版 源泉徴収のあらまし」を掲載しました

≪法令等≫
●国内勤務期間のない中国の従業員(非居住者)が、税制適格ストックオプションの権利行使による株式の取得に係る経済的利益について、租税特別措置法第29条の2を適用せず、税制非適格ストックオプションとして取り扱うことの可否について(文書回答事例)



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