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タックスニュース Monday,September 4,2017 e−Taxの利用法人200万突破 国税庁はこのほど、平成28年度の電子申告の利用実績を発表しました。 数年前までは5割程度だった法人税での利用率は8割に迫り、所得税でもすでに過半数がe−Taxを使った申告となっています。 マイナンバーによってさらに税務手続きの電子化や効率化が進めば、紙の税務申告手続きが過去のものとなるのも、そう遠い未来ではなさそうです。 平成28年度の法人税の税務申告でe−Taxを利用した企業の割合は、前年から3.9ポイント増えて79.3%でした。 法人の消費税でも前年比3.9ポイント増の77.3%。 件数ベースでは前年から6.3%増の208万5431件となり、法人税の申告にe−Taxを利用する法人の数が初めて200万を超えています。 また個人の所得税を見てみると、e−Taxの利用件数は992万1691件で、利用率は53.5%でした。 昨年度は前年比マイナスに落ち込みましたが、1.4ポイントの増加に転じています。 ただし国税庁が目標として掲げていた利用率58%には届かず、目標を前に足踏みを続ける状況となっています。 そのほかの税目での利用率は、個人の消費税申告63.2%(前年比4.4ポイント増)、給与所得の源泉徴収票など57.9%(同3ポイント増)、納税証明書の交付請求9.9%(同1.9ポイント増)などが伸びました。 一方で減ったのは、印紙税が前年比マイナス1.8ポイントと3年続けて減少したほか、酒税がマイナス9.1ポイント減と大きく落ち込んでいます。 そのほか、利子等の支払調書、電子申告・納税等開始届出書もそれぞれ前年の利用率を割り込みました。 <情報提供:エヌピー通信社> 記事提供:ゆりかご倶楽部 ■国税庁HP新着情報 ■財務省 各年度別の税制改正の内容 ■ご意見箱 財務省 |
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