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税務会計ニュース170627愛・地球博のチケットを企業が購入する場合の会計開会から3カ月余りたった「愛・地球博」。来月からスタートする夏休みシーズンを前にして、取引先の招待や社員旅行プログラムのために、入場券のまとめ買いを考えている会社も少なくないのではないでしょうか。 「愛・地球博」の6月22日までの入場者数は約870万人。 現時点では開会当初の予想通りの人数となっているようです。 同博覧会の入場券は、大人一枚の価格は普通入場券が4600円、全期間入場券が17,500円と、ディズニーランド並みの高額設定となっています。 場内の食事代や交通費などを考えると、1人当り1万数千円の出費を覚悟しなければならないレジャーといえます。 このため、取引先からの招待や勤め先の社員旅行で、いわゆる「タダ券」を利用しているという人も少なくないようです。 ところで、会社が「愛・地球博」の入場券を購入した場合、その費用の取扱いはどのような形になるのでしょうか。 社員旅行で「愛・地球博」に行くという場合は、従業員の福利厚生が目的となるため、入場券購入費は福利厚生費用として取り扱われることになります。 一方、取引先を招待する場合については、販売促進などの目的のため入場券を交付するだけというのであれば、販売促進費として取り扱うことになりますが、大口得意先だけを招待する招待旅行などの場合は、旅費の負担も含め交際費として取り扱うことになるので注意が必要です。 |
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