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税務会計ニュース171101今冬のボーナス見通しは、軒並み前年増今年も残すところ約2ケ月。そろそろ「冬のボーナス」が気になるところですが、巷間の調査結果を見ると今冬のボーナスは軒並み増加という結果のようです。 民間の調査機関「労務行政研究所」の調べによると、大手企業の冬のボーナスは前年比5.2%増の平均70万7080円(東証1部上場279社回答)。 また、日本経団連のまとめたボーナス妥結状況(136社)でも5.1%増の平均86万3577円でした。 どちらの調査でも、バブル期を超えた過去最高のボーナスが期待できるとのことです。 ただし、これは主に食品や鉄鋼などの製造業の伸びが全体を押し上げた格好で、その他の業種はほぼ横這いという結果も出ています。 一方、大手企業以外はどうかというと、これも大手企業ほどではないにしろ「まあまあ」という予測が出ています。 みずほ総合研究所の「2005年冬期賞与の見通し」によると、民間企業全体の冬のボーナスは3.5%増の平均44万5148円、また第一生命経済研究所の予測でも、従業員5人以上の民間企業の支給額が前年比1.6%増の平均43万7291円となっています。 これらの結果は、企業収益が底堅く推移していることが主要因。 しかし、原油価格の高騰や増税による景気の冷え込みも懸念されることから、来年以降の見通しについては「未知数」とのことのようです。 |
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