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相談事例

161029


実在庫が合わなくなったので、合わせる為の方法は?


相談内容


会計のことにはまったく初心者です。

商品の入庫数と出庫数をパソコンで処理しているのですが、
実在庫が合わなくなったので、足らない部分の処理をしたいのですが

入庫[仕入]・出庫[売上]・繰越[在庫]の数を修正せずに、
どのような項目で処理したら、意味的に正しいのでしょうか?


解答


エクせル等により在庫帳を作成していている場合も販売・仕入管理等のプログラムにて行なっている場合にも実地棚卸数との差異を調整する必要があります。

プログラムですとどこかに在庫の差異調整を入力するところがあると思います。

エクセル等ですと、「実地棚卸差異調整」とか「棚卸調整」とかで実地棚卸数とあわせてください。

なお、上記処理をするということは、実地在庫数と在庫帳の繰越[在庫]の数とをあわせることですので、在庫帳の繰越[在庫]の数は修正しなければなりません。

経理関係としては、正式には、棚卸減耗損とかの処理をしますが、実地棚卸高を期末棚卸高にすることにより、減耗損や紛失分が売上原価となり調整されてしまいますが。

金額や数量に異常な差がある場合は原因を究明して、それなりの経理処理、たとえば、盗難損失とかとなる場合もございましょう。







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