|
|
Section |
相談事例161021日経先物取引の仕訳について相談内容仕訳についての質問です。 取引内容)2004/5/1に日経先物を単価12,000円で1枚(市場での流通金額は、1000倍の12,000,000円)新規買い付け、同日に12,050円で売り決済。売買手数料は2,100円。今回の取引に必要な証拠金は500,000円。(すでに証券会社には、3,000,000円預け入れ金があり、その内500,000円を証拠金に充当)。 証拠金は、先物を売り決済した時点で、預入金に戻される。売却益(47,900円)は翌日預入金に算入される。 この場合の2004/4/1と2004/4/2の仕訳を教えてください。 よろしくお願い致します。 解答いろいろ仕訳の方法がございますが、下記は実務上の税務会計の上から仕訳の一例です。 5/1 差入保証金 500,000 / 預け金 500,000 先物取引 12,000,000 / 未払金 12,000,000 5/1 未収金 12,047,900 / 先物取引 12,000,000 売買手数料 2,100 / 先物取引売買益 50,000 未払金 12,000,000 / 未収金 12,000,000 預け金 500,000 / 差入保証金 500,000 5/2 預け金 47,900 / 未収金 47,900 結果的には、売買益 50,000と売買手数料 2,100円、預け金 47.900円が各科目の残高に残ることになり、47,900が預入金に算入されたときに 預け金 47,900 / 先物取引売買益 50,000 売買手数料 2,100 とういう仕訳したのと同じになりますが、明細のとおりに仕訳することをおすすめします。 なお、科目は、差入保証金は先物取引差入保証金などのように未収金、未払金、預け金、預入金、などの前に先物取引などを入れた別科目でも、また補助科目でもよいと思います。 売買手数料は支払手数料などでもよいです。 会社の業態や臨時的なものかにより、お決めください。 先物取引売買益は消費税は、非課税売上げ処理で、先物取引が本業の場合は営業収入の売上の科目に入ります。 本業でない場合には、営業外収入または特別損益の項目の中の科目となります。 売買手数料は、消費税は非課税売上に対応する課税仕入に該当します。 |
相談事例一覧へ |