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税務会計ニュース

160915

偽造申告で得た国税還付金で町税穴埋め?



 長野県波田町が町税滞納者の確定申告書を偽造し、国から還付金を受け取り、滞納町税の穴埋めをしていた事件が話題となっています。

善良な納税者は還付金を多く受け取るとすぐにでも返還するだけに、同町の役人の悪知恵に怒りを覚える人が後を絶ちません。

 住居を購入などで住宅ローン控除などを適用した場合、所得税の還付金を受領できますが、長野県内では、その還付金を受け取る者が市町村税の滞納者だった場合、市町村はこれを差し押さえることができるようになっています。

還付金は市町村会計に入金され、滞納分の穴埋めに充てられるわけです。

 今回、波田町はこの制度を悪用し、「還付金を受け取れるのに、確定申告をしていない滞納者」について、本人に無断で確定申告書(還付の申告書)を偽造し、還付金を不正に受領した疑いが持たれています。
もし、それが本当ならば、まじめな納税者にとっては非常に腹立たしいことでしょう。

 国税では、納めた税額が多過ぎた場合には、確定申告により納め過ぎた部分が「還付」されます。ところが、その「還付申告」でミスをする人も少なくありません。

特に、還付申告で返してもらう過大納付額をさらに多く記載してしまうと、今度は過少申告ということになります。

したがって、そうしたミスを犯した納税者は誤った内容を訂正するために修正申告をしなければなりません。修正申告を行わないと加算税がかることがあるので要注意です。







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