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経営の心得 お金はどうするのかお金は、大事です。大切にしましょう。独立開業しようとする人はやはり貯蓄をしましょう。 独立開業して、新規事業を始める際に、資金がなくては何もできません。 自分の技術や肉体労働のみで小資本でできるものほど、資本金がなくても、自然とその事業を行なっているものであります。 すぐ食べられる事業でない場合には、ことわざで「石の上にも3年」があります。 これはすごい格言です。3年生活できる資金があり、3年続ければ、食べられるということです。 これは、勝手な解釈ですが、的を得ていると思っています。 半年や1年で投げ出してはいけません。誰もが失敗すると思って事業を始める人はいません。 だれでも、情熱を持ち、成功を信じて独立開業し、新規事業を始めるのですが、その情熱が続かないのです。 お金にならないからです。 やはり、その人の生活資金の金額に応じて、新規事業の計画に応じて、貯蓄は大事です。 仕事の内容によって異なりますが、自己資金なしでスタートした仕事ほど続かないのは当たり前のことです。 また、他人資本(借入金ではない)、いわゆるスポンサーがいる場合において、過去の経験から、その新規事業が成功したケースも少ないのです。 ほとんどが資本を食いつぶして撤退する場合が多いのも実際です。 まだ銀行借入金により始めた事業のほうが成功の可能性が高いのです。 借入金のついでに、銀行から資金を借りて、不動産業でもないのに必要のない土地を購入したり、株式投資をしたりしたのが、ご存知のバブルです。 お金がお金を産むのは事業ではありません。 バブルの時代を経て見てきたものは、「つわものどもの夢のあと」といった感がありました。 いまだに、このバブルのつけは終ってはいないのです。 話しがそれてしまいました。 お金は借りないで事業をするのが一番いいのです。 設備資金ならいざしらず、人件費と諸経費に充てるために借りた運転資金が返せる道理はありません。 儲けて返済できるくらいなら、お金を借りません。 事業の拡大は利益によって行なうもので、借入金で行なうものではないと思います。 儲けることができないのは適正利益で仕事ができない。売れない。買えない。作れない。雇えない。仕事がないと思うのですが。また、当たり前とおこられそうですね。 では、資金がなくなったら、どうすればよいか。やめるしかないのも事実です。 相談できる人も持つこと。なんでも話せる友人をもつこと。素直な心で人の意見を聞ける人になることです。 うまくいかないのは、うまくいかない原因があるからです。 見えているようで、見えないものです。「なくて七くせ」といいます。自分ではわからないものでもあるのです。 分かる人、見える人は成功します。 素直な心で見える人に相談をしましょう。 |
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