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タックスニュース
2016.04.22


【時事解説】スポーツツーリズムを通じた地域振興



 これまで観光資源としては気付かれていなかったような地域固有の資源を新たに活用し、体験型・交流型の要素を取り入れた旅行の形態であるニューツーリズムの一つとしてスポーツツーリズムへの注目が高まっています。

 2011年6月にスポーツツーリズム推進連絡会議が公表した「スポーツツーリズム推進基本方針」では、高いレベルを誇る競技を観戦する「観るスポーツ」、豊かな自然環境や美しい四季を利用したスキー、ゴルフ、登山、市民マラソンなどの「するスポーツ」、地域に密着したスポーツチームの運営、市民ボランティアとしての大会支援などといった「支えるスポーツ」にスポーツを区分しています。

そしてスポーツツーリズムを、スポーツを「観る」「する」ための旅行そのものや周辺地域観光に加え、スポーツを「支える」人々との交流や、旅行者が旅先で多様なスポーツを体験できる環境の整備なども包含した「豊かな旅行スタイルの創造」を目指すものとして位置づけています。

 こうしたスポーツツーリズムの推進によって、観光立国実現の観点からは、訪日外国人旅行者の増加、国際イベントの開催件数増加、国内観光旅行の宿泊数・消費額の増加などといった効果が期待できます。

さらにそれ以外にも関係省庁との連携により、活力ある長寿社会づくり、若年層の旅行振興、産業の振興などといった効果も期待できます。

 では、スポーツツーリズムを通じた地域振興を推進するために具体的にどのような取組みが行われているのでしょうか。

そこで、2016年2月に島根県浜田市において開催された「第1回山陰浜田港マリン大橋リレーマラソン」の取組みについてみていきましょう。

 この大会は、水産商業施設であるしまねお魚センターをスタート・ゴールの拠点とし、浜田港マリン大橋を往復する約4.2キロのコースを計10往復、合計42.195キロをチームでリレーして競うマラソン大会です。

 参加チームは、総合部門の順位に加え、男子部門、女子部門、男女混合部門、ファミリー部門、企業対抗部門などに加え、仮装部門や1名からでも申込可能な「縁結び部門」などからなる部門賞も設定されイベント性が高い内容となっています。また、ゴール後には浜田市の「旬の魚のにぎり寿司」が提供されます。
 
 このように、スポーツツーリズムを通じた地域振興を推進するうえでカギとなるのが地域資源の活用です。

地域資源を活用することで、その地域でしか得られない経験を参加者が得ることができます。

「山陰浜田港マリン大橋リレーマラソン」では、浜田港やマリン大橋といった「景観」という資源が活用されるとともに、水産品といった「食」に関する資源も活用され、大会を通じて地域の食資源のPRも同時に行っています。

 また、スポーツツーリズムに関連したイベントを運営するにあたっては、地域住民の支持・理解を確保し、地域が一体となって取り組むことが求められるのです。


(記事提供者:(株)税務研究会 税研情報センター)


記事提供:ゆりかご倶楽部




4月22日朝時点での新着情報は、以下の通りです。

国税庁ホームページ掲載日:平成28年4月21日

●「平成27年申告所得税及び復興特別所得税の確定申告分」、「平成27年消費税及び地方消費税の確定申告分」の振替納税をご利用の皆様へ(PDF/162KB)
●熊本県における国税に関する申告・納付等の期限の延長措置について(PDF/85KB)



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