【会計Info】経理・税務会計情報サイト  

タックスニュース
2015.01.26


【時事解説】「LINE」から生じる新市場にチャンス



 「LINE」(スマートフォン向け無料通話・チャットアプリ)は、若者だけでなく、最近では中高年層の利用者も増えています。

月間アクティブユーザー数は1億7千万人以上、230の国と地域で使用され、今後もさらに伸びていくと予想されています。

 そのなか、LINEの関連ビジネスにも、好調な事業が目立つようになりました。

その一つが、LINEスタンプ事業です。

LINEスタンプとは、キャラクターのイラストに「ありがとう」「了解」「申し訳ございません」などのメッセージが添えられているものをいい、ユーザーは状況に応じて、適したメッセージを選び送信します。

 人気の理由は、文字だけのコミュニケーションでは味わえない、イラストの楽しさを皆で共有することが一つとしてあります。

くわえ、催促やクレームの文面を送り、相手に不快な印象を与えかねないような場合でも、ユニークなイラストが添えられることで、和んだ雰囲気を醸し出してくれるといった効果があります。

 これまで、LINEスタンプには「公式スタンプ」である、LINEが自ら制作しユーザーに販売するもの、あるいは企業が自らオリジナルキャラクターを制作し配信する「スポンサードスタンプ」の2種類しかありませんでした。

 躍進のきっかけとなったのは、LINEスタンプを自分で制作、販売できるサイト、「クリエイターズマーケット」です。

このサイトは、登録さえすれば素人、プロ問わずだれでもが自由にスタンプを制作して出品できるところに特徴があります。

スタンプが売れたら、制作した本人に利益の一部が還元されるというもので、予想を上回る売上を上げています。

 「クリエイターズマーケット」で販売されるスタンプは1セット40個入りで100円と数量と価格が決まっています。

実際に売れたときは、50%がLINE側の手数料として差し引かれ、残りが出品者に振り込まれることになります。

販売価格が決まっていることや、販売できるスタンプのガイドラインなど、一定の制約はありますが、基準は厳しいものではなく、実際はだれでも簡単に、出品できる手軽さがあります。

 「クリエイターズマーケット」は2014年5月にオープンし、11月の時点で約27万人もの人が登録しています。

スタンプの数は3万セットにも上り、予想を上回る盛況ぶりであります。

販売総額も、35億9,000万円になり、売上上位にランクインしたスタンプは3,000万円以上もの売上をあげているといいます。

 全体のなかの一握りではありますが、人気が出ればLINE長者になることも夢ではなく、なかには一攫千金を狙って出品する人もいます。

ただし、「クリエイターズマーケット」には、すでに多くの作品が出品されているため、今後、売上上位に食い込むには、クリエイターの才能と、宣伝などのマーケティング能力が必要になります。

 そこで着目したいのは、LINEはもはや無料通話・チャットアプリに留まっていない点であります。

今後も、LINEから派生し、「クリエイターズマーケット」のような新市場が生じることが予想されます。

これは、新たなビジネスチャンスの場が生まれる可能性が高いともいえます。

この先も、LINEに着目し、今後、新たに生まれる市場の萌芽を捉え、新事業として参入することで、さらなる収益のチャンスを得ることができると考えられます。



(記事提供者:(株)税務研究会 税研情報センター)



記事提供:ゆりかご倶楽部



1月26日朝時点での新着情報は、以下の通りです。

国税庁ホームページ掲載日:平成27年1月23日

●「租税特別措置法(相続税法の特例関係)の取扱いについて」の一部改正について(法令解釈通達)(平成26年12月18日)


国税庁HP新着情報
平成27年の記事一覧へ




川島会計事務所
人間中心のTAXを見つめています