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タックスニュース
2014.11.11


《コラム》おさえておきたい贈与税改正 今年と来年の精算課税の違い



H27年以後の贈与の相続時精算課税の改正

 平成26年も終盤にさし掛かり、来年(平成27年)から贈与税の税率改正があることをお聞き及びの方の中には、親族間の資産移転を今年にするか、来年にするかお悩みの方もいらっしゃるかもしれません。

 今回のコラムでは、来年(平成27年)以降の贈与から適用される相続時精算課税制度の改正点について確認していきます。


いままでの相続時精算課税制度

 相続時精算課税の適用対象者は、超過累進税率が適用される暦年課税方式の贈与税にかえて、一律20%の税率と特別控除2,500万円がある相続時精算課税制度の適用を受けることができます。

 この制度の適用を受けることができる受贈者・贈与者の要件は次のとおりです。

(1)受贈者の要件

 贈与者の推定相続人(直系卑属に限る)のうち、贈与を受けた年の1月1日において20歳以上である者であること

(2)贈与者の要件

 贈与をした年の1月1日において65歳以上である者であること

 また、相続時精算課税の適用を受けようとする受贈者は、贈与を受けた財産に係る贈与税の申告期限内に「相続時精算課税選択届出書」を納税地の所轄税務署長まで提出しなければなりません。


H27年以後の贈与の精算課税制度

 この受贈者・贈与者の要件が平成27年1月1日以後の贈与から、次のとおり適用範囲が拡充されることになりました。

(1)受贈者の要件

 贈与者の孫は、改正前は子の代襲相続人として贈与者の推定相続人になったケースでのみが精算課税の適用対象でしたが、改正後は、その年の1月1日において20歳以上である「孫」であれば、精算課税の適用を受けることができるようになりました。

(2)贈与者の要件

 改正前の「65歳」の年齢要件が「60歳」に引き下げられました。

 この改正により、平成27年からは60歳を迎えたばかりの祖父母が、20歳以上の子・孫の両者に相続時精算課税を適用することができることとなります。

具体的には、平成27年以後であれば、昭和30年1月2日以前に生また祖父母が、平成7年1月2日以前に生まれ孫に贈与するケースでも、この制度の適用を受けることができます。



記事提供:ゆりかご倶楽部



11月11日朝時点での新着情報は、以下の通りです。

国税庁ホームページ掲載日:平成26年11月10日

●相続税の仕組みの分かりやすい解説「相続税のあらまし(平成27年分用)」を掲載しました。

●清酒製造業の概況(平成25年度調査分)

●果実酒製造業の概況(平成25年度調査分)

●地ビール等製造業の概況(平成25年度調査分)


国税庁HP新着情報

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