【会計Info】経理・税務会計情報サイト  

タックスニュース
2014.05.13


《コラム》ブレークダウンの効用



 “ブレークダウン”とは、デジタル大辞泉によれば「分類すること、細かく分析すること、その他機械の故障など」の意味があると説明されていますが、ビジネスにおいて大変重要な意義と実用価値があり、目標管理制度でもしばしば活用されます。

目標管理におけるブレークダウン

 目標管理制度の運用を例にとって“ブレークダウン”の持つ意義と実用価値について述べます。

 目標管理では、目標の設定と目標達成計画(スケジューリング)の二つの場面で“ブレークダウン”の必要が生じます。

 @目標のブレークダウン

 会社、部門の戦略や年度計画に基づいて、自部署の目標や個人目標を設定しようとする時、大きな目標を細分化(ブレークダウン)して、順次小さな具体的な目標へ落とし込むことが必要になります。

この「ブレークダウン作業」を「カスケードダウン(段階的順次細分化)」とも言います。

 その際、会社や部門の大きな目標を正確、かつ担当者の役割に合った大きさに切り分けることで、担当者にとって目標の意味が理解でき、自ら達成に取り組もうとする意欲が湧くレベルまでブレークダウンすることが大切です。

ここで“抜け、漏れ、ダブり”が生じたりすると、始めから目標達成に赤信号がついたり、大きな無駄が生じてしまいますので、細心の注意が必要になります。

 A目標達成計画におけるブレークダウン

 目標が明確になれば、次の手順として、その目標達成までの計画、スケジュールを“見える化”しなければなりません。

 その場合、設定した目標に基づいて、その達成にはどのような作業が必要か、担当者が着手、処理することができる大きさまで具体的な作業へ“ブレークダウン”することが必要になります。


トップの留意点

 トップは、管理者、社員を次のように指導すると、目標管理制度の運用の適正化と目標達成に役立つでしょう。

(1)目標のブレークダウンは細心の注意を払い、正確に行なうとともに、“抜け、漏れ、ダブり”を生じさせない。

(2)目標達成計画は、できるだけ具体的な作業にブレークダウンし、分かり易く可視化(見える化)すること。



記事提供 ゆりかご倶楽部





平成26年の記事一覧へ




川島会計事務所
人間中心のTAXを見つめています