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タックスニュース
2014.02.14


ニセ都税職員にご注意を



 確定申告シーズンに突入するなかで、税務関係の職員を装う詐欺が横行しています。

国税局や税務署の職員を騙るケースもありますが、ニセ都税職員が個人情報を不正に取得したり、金銭を騙し取ろうとしたりするケースが相次いでいるそうです。

 主税局総務部によると、ニセ都税職員は「○○都税事務所の○○です」などと職員を装って電話をかけてきます。

そして、「税務調査を行っているので、税務者の情報について確認したい」と質問し、家族構成や名前、職業などの個人情報を聞き出す手口があるとのことです。

また、「誤って督促状を送付してしまった。
納税者の情報を再確認したい」と話し、個人情報を聞き出す例も出ているそうです。

さらに、税金が還付されています」「払いすぎた医療費をお返しします」とだまし、銀行のATMコーナーから指定電話番号に電話するように指示し、言葉巧みにお金を振り込ませるように誘導するという手口もあります。

 これらの電話で共通しているのが、非通知設定で電話をかけてくるということ。

東京都主税局では、「非通知で電話をかけることは絶対にありません」としています。

また、「還付のためにATMの操作を求められたら、ニセ都税職員です」と注意を呼びかけています。

 国税庁でも類似の注意喚起をしていて、国税局や税務署の職員を騙る詐欺が横行しているとのこと。

「税務署からのアンケートの協力依頼です」「年金受給状況の調査をしています」などと切り出して、年齢や家族構成、年金の受給状況、預金残高、口座情報などを聞き出そうとするそうです。


<情報提供:エヌピー通信社>



記事提供 ゆりかご倶楽部





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