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タックスニュース
210305


平成21年度税制改正法案 参議院へ



 2月27日、平成21年度税制改正法案である「所得税法等の一部を改正する法律案」、

および「地方税法等の一部を改正する法律案」が平成21年度の一般会計予算等とともに衆議院で可決し、参議院に送られました。

 予算(歳出)と税制(歳入)は表裏一体のため、予算案と税制改正法案は同時に可決することが通例となっています。

また、同法案が2月下旬から3月初旬に衆議院を通過するも例年通りです。

 ただし、昨年は参議院で与野党の議席が逆転したこともあり、税制改正法案が成立したのは4月末でした。

今年も状況は同じだけに、参議院の審議の行方がどうなるかが注目されますが、平成21年度税制改正は減税色の強いものとなっていることから、参議院でもそのまま早期に可決し、成立するのではないかという声もあります。

 なお、平成21年度税制改正法案の主な改正内容は以下の通りです。

◆中小企業の法人税軽減税率の引き下げ
◆中小企業の欠損金繰戻し還付の復活
◆非上場株式の相続税、贈与税納税猶予制度の創設
◆証券優遇税制の延長、見直し
◆住宅ローン減税の拡充
◆長期優良住宅を新築した場合の所得税額控除の創設
◆土地等の長期譲渡所得の1000万円特別控除制度
◆介護医療保険料控除の創設・・など







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