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タックスニュース
210416


e-TAXの利用件数が大幅増。前年比155.7%



 国税庁が「平成20年度におけるe-TAXの利用状況について(概要)」を公表しました。

これは、平成20年度(平成20年4月〜平成21年3月)における「国税電子申告・納税システム(e-TAX)」の利用状況をまとめたもので、重点15手続きの利用件数が前年度比155.7%と大幅に増加しています。

 主な手続きを見ると、もっとも利用件数の多い所得税申告が614万件(前年比169%)、次いで消費税申告(法人)が112万件(同192%)、法定調書が108万件(同188%)、法人税申告が98万件(同192%)、消費税申告(個人)が44万件(同155%)といずれも処理件数は大きく伸びています。

 この結果、e-TAXの利用率(重点15手続き)も36.6%(前年度23.1%)と全体の3分の1を超えました。

 国税庁では、これまで電子署名省略、添付書類省略などの利便性向上や、電子証明書特別控除(5000円特別控除)などのインセンティブ措置のほか、運用改善やシステム改善などの普及拡大策を積極的に実施しており、ここ最近でその効果が一気に花開いた結果になっているようです。

 なお、国税庁では平成25年度までにe-TAXの利用率(重点15手続き)を3分の2(65%)まで引き上げることを目標としています。


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