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タックスニュース
2017.02.06b


アメリカで30万枚の小銭納税



 アメリカで、貨幣30万枚で自動車にかかる税金を支払った男性が話題を呼んでいます。

米・バージニア州に住む男性がそのような暴挙≠ノ出た理由は、行政の怠慢に対する抗議だといいます。

 男性は昨年9月に新車を購入し、その際、複数の郡にまたがって4つの家を所有していたため、車両をどの地域で登録して消費税を納めればいいか疑問を持ったそうです。

そこでコールセンターに電話をかけて陸運局につないでもらおうとしたところ、1時間かかってもつながらないため、男性は情報公開制度を利用して陸運局への直通番号を入手しました。

しかし直通番号に電話をしたところ、返ってきた答えは「あなたがこの番号に直接かけることは許可されていません」という言葉のみでした。

 何度もかけ直したあげく望んだ答えをもらうことができたといいますが、行政の硬直ぶりに憤りを感じた男性は、課せられた税額約3千ドルを、すべて「硬貨」で支払うことを決めたそうです。

12月11日の午前9時に陸運局に運び込まれた小銭は29万8745枚で、職員はそれを数えるのに翌日の朝までかかったとのことです。

 男性が重さ702キロにも及ぶ小銭を納税≠キるのにかかった費用は、人件費が時給10ドル×11人分、5台の手押し車400ドル、その他の経費に440ドルほど、結局約34万円の税金を納めるために、約11万5千円をかけることになったそうです。


<情報提供:エヌピー通信社>


記事提供:ゆりかご倶楽部







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