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税務会計ニュース

171129


電子申告の届出が1月よりオンライン化



 このたび国税庁が、国税電子申告・納税システム(e-Tax )の開始届出手続がオンラインでできるようにすることを同ホームページで公表しました。
言うまでもなく、伸び悩んでいる電子申告利用者の利用者を伸ばすことが目的です。

 国税電子申告・納税システムは、e-JAPAN構想により提唱されたもので、平成16年2月に名古屋国税局管内の所得税、個人消費税から始まりました。

その後、システム上は順調に全国展開や税目の拡大が実施され、現在においては一応の仕組みは整った格好になっています。

 しかし、問題は利用者の伸び悩みです。
国税庁の当初の計画では電子申告の利用者は「2006年度に130万件」となるはずでした。
しかし、2004年度における電子申告利用件数は僅か87,562件でした。

また、開始届出の提出件数も2005年11月9日現在で106,61件にとどまっています。
他省庁での電子化がシステムの進捗度、および利用件数において順調な伸びを見せている一方、「電子政府」の主役たるべき電子申告がこの結果では、国税庁も安穏としているわけにはいきません。

 こうした背景から、国税庁では「とりあえず」開始届をオンライン化することにしたわけです。
届出のオンライン化により、届出書を税務署に提出する手間は確かに省けます。
さらに、必須であった本人確認書類(住民票の写しなど)も不要になりますので、届出のハ−ドルは一気に下がったといって良いでしょう。

 ただ、地方税の電子申告(elTAX)では、当初から利用届がオンライン化されていましたので、対応が遅すぎたという感はあります。
また、電子申告が普及しないのは、主に電子申告することによるメリットが無いからだと言われています。
今回の措置がどれほど効果を上げられるのか注目です。






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